銀塩カメラ、はじめました。

はじめたというか、はじめるというか、はじめる環境が整ったというか…。
いや、整ってはいないか。そうですね、"一番大事な機材を購入した"と言ったところでしょうか。

銀塩カメラ自体には興味があったのですが、バイトをしていない学生の私には、カメラというのはいかにもお金の掛かる趣味で、もっとも廉価なエントリーモデルである「D60」を購入するのでさえヒィヒィ言っておりました。
そんな状態で本体を買い増しできる訳もなく。

しばらくの間"銀塩カメラ欲しい!"は収まっていたのですが、ふと写真関連のブログを見て衝動的に欲しくなり、中古カメラ店のオンラインショップを覗いているうちに…orz

次の日には中野・新宿・池袋をハシゴして…レンズ共々お迎えする形となりました。

さて…何を購入したかというと…

Nikon F2 PhotomicAS + Aiニッコール50mmF1.8S

もう…語るまでもありませんよね。
カニカルカメラの極致、工業製品的美しさと堅実な設計。
この1kg弱の緻密な金属には、その重さ以上の"何か"が詰まっているかのように、ずっしりとしています。


ペンタ部に若干の塗装落ちがありますが、気になるほどのものではなく、かなりの美品ではないかなと。

実際の写りはまだ確かめておりません。フィルムを半分ほど撮影しましたが…うーん、暇はあったはずなんだけど。

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カメラが私に"肉眼とは違った世界"を見せてくれるのは言うに及びませんが、私もまた、このカメラに様々な世界を見せなければならない…などと臭いことをしばしば考えます。
製造から30年を経て、私の手元に収まったのですから。
残念ながら、本格的に活躍するには一年ほど待ってもらわなければなりませんが、しっかり使ってあげたいと思います。